水戸・つくばフィルハーモニー合唱団 | つくば 土浦 阿見 ひたち野うしく 牛久 都内田端駅前 福島市 方木田 音楽堂の声楽レッスン・声楽療法レッスン|イタリアベルカントセミナハウス

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水戸・つくばフィルハーモニー合唱団

合唱団について

合唱団について

1983年1月、バリトン歌手で、現在は指揮者として演奏活動を行っている二期会会員の佐藤宏之、ソプラノ歌手の佐藤あけみを中心に世界的大型合唱作品の世界を広げようという理想のもとに創設されました。
その後毎年2回のぺースで自主公演を行なっております。

ンジェロ・ベルタッキ式ベルカント発声法により、従来の日本的合唱でなく、イタリアオペラ的、豪快な響きの合唱です。
バッハ、ヘンデル、モーツァルト、べートーヴェン、フォーレ等、有名作曲家の作品を、活躍中のソリスト、プロオーケストラと共演して来ております。
ドイツ演奏旅行、イタリア演奏旅行、スペイン演奏旅行をはじめ、ウィーン&アルテンブルグ修道院への演奏旅行など、実際のミサに参加し「グローリア」その他の作品を歌い、高い評価を得て、今や日本を代表する主要な市民合唱団のひとつとなっております。

CD「ドイツレクイエム」「フォ-レレクイエム」他好評発売中です。

ノバホール つくば・水戸フィルハーモニー合唱団
演奏会

~ ハイドン作曲オラトリオ
「天地創造」を聴いて ~

福島市 pianist 柳 沢 慶 子

数年前、福島県民文化センターでの第九演奏会が催されました。
その時のオーケストラ指揮者は佐藤宏之先生、1800席ですが、当日は「満席のため当日券は出せません」という張り紙が出るほどの人気でした。

私は「合唱団練習ピアニストとして」とのお話で参加しました。
そのご縁で、5月のGoldenWeek福島の吾妻山中腹800mにある、先生の「高湯音楽スタジオでの合宿に、合唱団練習ピアニストを」との連絡があり、約10人ほどでしたが、初めて、つくばフィルハーモニー合唱団の音を聴くことになり、合唱指導はどの様にしているのかをつぶさに知ることになりました。夏のことですから高原の山風は、すがすがしさいっぱい!気持ちのいいお仕事でした。

一方、合唱練習の印象は「団員それぞれは声が出ているけれど、凸凹バラバラという状態、これでいいのかしら全然揃っていない、あれーっ?」率直に云って・・・・・・・・・XXXXXXXというものでした。

その後しばらくして、ご招待いただきましたので、演奏会本番にはどの様なことになっているいるのだろうと興味津々、新幹線とつくばTXで、つくば市ノバホールに行きました。

オーケストラの演奏に始まり、合唱が歌い出す。「エエエーッ!!すごい!練習の時あんな凸凹バラバラだったのが、こんなになっているの?」という驚きです。

箇条書き的に今回の感想を書きました。

1)音量の幅が非常に大きく広くダイナミックな展開のすごみ。
あの発声と倍音の大いホール一杯に響き渡る独特の音色は何!「歌っている人自身が豊かな響きの振動になっているのでは」が感じられ、すごく新鮮なものでした。

2)演奏者全員、身体の力が抜けていて必要な瞬間に必要な音量が出せる。「あの人数でならこのくらいの音量という想定」とは全く異なる世界。
そうだ!イタリアオペラの世界!というならこれか。

3)ベルカント発声法?「日本ではまず聴けない(倍音の多い)豊かな響き。合唱団の音質にも。要するに柔らかさがあるのです。
「来日したオペラの合唱はあんな響きだった」

4)舞台衣裳の色彩感覚が素晴らしかった。あの怪しい色彩は天地創造的!全体が黒に濃紺のスカーフなんて誰も考えつかない。誰の発案?楽譜のエンジ色がきれいにマッチして、何か和服の色彩感覚のようでした。

5)プロオーケストラ「東京ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団」
指揮者、佐藤宏之さんとの息は合っていて総て自然に音が展開。あのステージを作り上げている音楽についての考え方が、将に国際標準。ピアニストながら私も欲張り!
ぜひこのような合唱団を創り上げて行きたいと思いました。

その時は「福島フィルハーモニー合唱団」だと思っております。

合唱団の特徴

  • いつもプロオーケストラで歌う合唱団
  • 思いっきりおおらかに声を出すことができる
  • コンサート録音CDは市販もされており大好評
合唱団の特徴

つくば・水戸フィルハーモニー合唱団/ラター作曲「マニフィカート」開始~仕上げへの練習計画

  • 練習開始より3月までの練習の重点は「譜読みと難かしい箇所の練習」です。
  • 4~5月は細部についての攻略。ここではいろんな試みを行います。
  • この2ヶ月の練習の進展によっては「合唱団の力量が急速に進展します」ので、指示内容に大きな変更の可能性があります。
  • 6月からは4~5月の成果を踏まえて仕上げに向かい、オケ合わせ・演奏会本番となります。
  • つくば・水戸フィル合唱団はソリストが集まっているという考え方での音楽哲学を基礎としております。
    同じf(フォルテ)でも、声の出る人と声の小さい人とでは自ずから音量に違いがあります。
    全員が「同じ音量を出す」ということは、「響きの点で違う」ということになりますので、各自の音量の中「pからfまで」歌って下さい。
    結果的に「響きが揃う」ことになります。
  • 作品の表現にふさわしい強弱の幅を広く出すことにより、音楽全体に「立体的なダイナミズムを実現」
    「作品に命を吹きかけるための訓練と音楽稽古」を通して社会に豊かな音色と先人達の作品の風を送り込もうとするものです。
  • 隣の人が「明らかに音程が違っている、リズムが違う」などについては、気になるとは思いますが、
    その人に「音程が違いますよ」「リズムが違いますよ」などと指摘する必要はありません。
    それは指揮者・指導者の仕事と割り切って下さい。
  • 高い音は大きく、低い音は小さく出せばピュアな音色と確実な音程が実現します。

※1
練習は複数体制で行っております。水戸・つくばフィル合唱団では、それぞれの指導者の持ち味100%で指導していただきます。
練習過程では何でもやってみることが重要です。「○○先生はこうやってます」は禁句と考えて下さい。

※2
どのような変化、多様性にも「瞬時に対応できる力量を身につけるため」、つくば・水戸フィル合唱団では、
はじめに「このような音楽にする」と決めず、練習の上達のカーブに応じて、豊かな作品創りを目ざし、
力量にふさわしいタイプの音楽作りを行っております。

この合唱団の発声と発声訓練の意味について

「つくば・水戸フィル合唱団」は、プロと同じ「ベルカント式発声」を基本として発声トレーニングしております。
これは鼻腔のつかいかたをはじめ個々の音量の設定の仕方などにおいて、プロと同じ考え方の発声の基礎のうえに立っており、
結果的には倍音の多い柔らかな響きが実現される事が特徴です。

ほとんどの合唱団の発声

  • 発声トレーニング
  • 筋肉トレーニング
  • 口形による響きの溜め
  • 鼻腔・骨格を響かせ共鳴させる

つくば・水戸フィルの考え方
発声に於ける凸凹バラバラ理論

  1. それぞれの個人差を結集、凸凹のまま歌った方が楽な声
  2. 多量の倍音の響きがでる → 表現に色と幅が出る。
  3. 聴衆の脳幹まで刺激

高い音は、音量を上げると透き通った音色が得られる。

従来型とつくば・水戸フィルハーモニー合唱団の比較

  • 従来型とつくば・水戸フィルハーモニー合唱団の比較
  • 1.従来、声のでる人は目立ってしまうので、形見が狭いというような場合があった。
  • 2.つくばフィルの場合この凸凹は、音色を組み立てて行く上でかえって有効に働く。
  • 3.艶のある響きを求めようとすればその個々人の最良の状態を保証する発声訓練をする事が鍵となる。

作品の本質に最も肉薄できる音量と音色を発揮できるようになることこそ、最も重要な合唱練習の中身。

つくば・水戸フィルハーモニー合唱団は
何を目指すか

つくばフィルハーモニー合唱団は、1983年創立依頼約40年、53回の定期演奏会(特別演奏会、海外への演奏旅行を加えるとほぼ60回の演奏会数)を迎えます。ドイツ大使館の文化部門であるドイツ文化センターの音響などの技術部門が大変に注目、CDとなるなど、創立当時からの参加者全員の蓄積により、次第に充実してきました。この記念すべき40年目を迎えるにあたり、「つくば・水戸フィル合唱団は何を目指すか」を考え、この合唱団の特徴と方向性を確認してみる必要があると考え、ここにまとめました。

  • 誰でも参加でき、つくばフィルの発声訓練法により、全員を演奏会当日までには、立派な声楽家&合唱人に仕立て上げることが
    出来る醍醐味と楽しみがある。
  • 毎回新しい人が参加してくるので馴れ合いに傾くことなく、常に基礎からの発声訓練が出来る。
  • 「Angelo Bertacchi式=佐藤式ベルカント発声」での指導により、声楽の個人指導を受けている人を含め、全員の声を揃え
    ることなく凸凹のまま仕上げる凸凹理論により、大量の倍音が出てホール全体が鳴る、豊かな響きの合唱団となっている。
    これは全国的にみても極めて希な、ベルカント発声による合唱団である。
  • このジャンル(プロオーケストラと合唱団との組み合わせによるミサ曲などの大合唱作品)だけが、唯一プロを越える演奏が出来る
    可能性がある。
  • 一貫した指導体制による練習で、ハーモニーをつくるための耳が出来る。
    毎回同じテクニックの発声となることにより、発声法がより確実なものとして身につけることができる。

会費について

会費は練習会費・演奏会費積み立てから成っております。
「2021年11月8日~2022年10月23日(12ヶ月分)」の練習会費と演奏会費がすべて含まれております。
月払いをご希望の場合は毎月15日までに送金して下さい。(始まった最初の月、1月は31日までに納めて下さい。)
※過去の参加者は入会時期にかかわらず、9ヶ月分をお支払い頂きます。

区分 1ヶ月分の納入額(1月入会の場合)
入会金 3,000円(前回の公演に参加した方は不要となります)
一般 ¥7,000(¥2,000=練習会費、¥5,000=演奏会費積み立て)
29歳以下 ¥3,500(¥1,000=練習会費、¥2,500=演奏会費積み立て)
小中高生 ¥2,300
同居の家族の2人目から
(いずれも29歳を超える)
¥3,500
同居の家族の2人目から
(片方が19歳以上、29歳以下)
¥1,500
同居の家族と共に参加する、
小中高生の1人目
無料
同居の家族とともに参加する、
小中高生の2人目以降
¥1,800

※他に全額1回お支払い、全額2回分割お支払い等もご用意しております(割引有り)詳細はお問い合わせ下さい